駅 馬 車
善と悪がはっきりしている明快なストーリー。モニュメント・バレーを駆け抜ける駅馬車。迫り来るアパッチ、ジェロニモ。クライマックスの決闘シーン。そして、やがて訪れる街の平和・・・これぞ「西部劇」の原点。
「名画座見たい映画アンケート」で圧倒的トップの「駅馬車」。アパッチと戦う映画とばかり思っていたのに、駅馬車で遭遇する9人の乗客。その人生模様が絡み合う。酒に崩れるすねモノがいれば、エバル金持ち銀行家もいる。脱獄したけれどもその心は初心(うぶ)だ。身は汚れていても心根は可憐だ。・・・そして気持ちのいいラストシーンが待っている。
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上映:「駅馬車」 (日本語吹替え版)
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場所: 集会所 (大スクリーン、十分な音響)
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日時: 11月10日(土) 午後7時30分から9時頃まで
キャンドルサービス、プラス終映後ドリンクサービスあります。
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お話:アメリカ映画(99分)。1939年作。監督J.フォード,主演J.ウェイン。ア劇の古典的作品。インディアン襲撃の場面は特に名高い。 アカデミー助演メリカ西部を行く駅馬車の旅の途中に起きるさまざまな事件を描く,西部賞(酔いどれ医者トマス・ミッチェル)、作曲賞・編曲賞受賞。
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余話:@映画評論家淀川長治が、ユナイテッド・アーティスツ映画の宣伝部勤務になって最初に担当した作品でもある。
A原住民(インディアン)に対する差別的な描写から、近年ではアメリカ国内での上映・放送は難しくなっている。「風と共に去りぬ」も(黒人への)差別的な描写ゆえに公共の場所での上映・放送は禁止されている。 (Wikipediaから抜粋)
Bモニュメントバレーのジョン・フォード・ポイントが観光人気スポット。あの雄大な景観を背景に9人乗り駅馬車が砂塵を蹴立てて走る。
http://www.youtube.com/watch?v=Y2e429TRu8A
C駅馬車ルート。 アリゾナ州トント(A地点) 〜 ニューメキシコ州ローズバーグ(B地点)。映画では、駅馬車は丸二日かかるといっています。現在のグーグルマップ上では183マイル(約300km)、車・所要時間3時間40分。ユタ州にあるこの映画の背景、モニュメントバレーは当然このルート上には存在しません。
D主題曲も聞けるサイトがあります。バンジョウの音がのどかです。
http://www.asahi-net.or.jp/~hb9t-ktd/music/Japan/Studio/Midi/Traditional/TheStageCoach.html
以上