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英国王のスピーチ
『英国王のスピーチ(原題:The King's Speech)は2010年のイギリスの歴史ドラマ映画。
 吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世(コリン・ファース演じる)とその治療にあたった植民地
オーストラリア出身の平民である言語療法士(ジェフリー・ラッシュ演じる)の友情を史実を基に
描いた作品。 第83回(2011年)アカデミー賞では作品賞など4部門を受賞した。
(ウィキペディアから)
上 映 英国王のスピーチ  118分
場 所 集会所
日 時 2014年9月20日(土) 午後7時 開演
トリビア ジョージ6世 
 Albert Frederick Arthur George、(1895年12月14日 - 1952年2月6日)
(在位:1936年12月11日 – 1952年2月6日)
イギリス国王ジョージ5世と王妃メアリーとの次男として生まれたが、王太子として
育てられた長兄エドワードの陰に隠れた存在であり、王位を継承することを期待
されていなかった。第一次世界大戦中は海軍、空軍の士官として従軍した。
 1923年に、第14代ストラスモア伯爵クロードの四女エリザベス・ボーズ
=ライアンと結婚し、2人の王女、エリザベス(現女王エリザベス2世)と
マーガレット(成人して「空の英雄」ピーター・タウンゼント大佐との
ロマンスで世界の話題)をもうけた。
映画の中では父にお話をせがむ可愛い姉妹で登場している。
  1936年にジョージ5世が死去し、長兄エドワードがエドワード8として
イギリス国王に即位した。
  しかし、即位間もないエドワード8世は、王太子時代から交際のあった離
婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソン(後述)との結婚を
望み、議会との対立を深めていく。
 1936年、最終的にエドワード8世はイギリス国王からの退位を決め、
弟ジョージがジョージ6世としてイギリス国王に即位した。
 ジョージ6世の治世は、イギリスの国力と地位が相対的に低下し、大英帝国の
解体が進展し、同盟国であるアメリカ合衆国とソビエト連邦と世界大戦を戦う。
 1939年、連合国側として第二次世界大戦に参戦し、枢軸国側だったイタリアや
日本などと世界各地で戦った。
 ジョージ6世は首相W・チャーチルと強く連携し、5年間に及ぶ戦争期間中、
国民の士気を支え続けた。
 第二次世界大戦で連合国側が完全勝利を収めたが、その後成立したのは
アメリカとソ連の二大超大国体制であり、イギリスは覇権国の地位から
完全に失墜した。1952年健康を損ない、崩御。
 王位は長女のエリザベスがイギリス女王およびイギリス連邦君主として
継承した。 (ウィキペディアから)
青年期のジョージ6 ジョージ6世(1940年〜1946年頃)
1939年第2次大戦参戦
1945年ドイツ降伏。国を挙げた戦争
遂行の象徴となった
ライオネル・ローグ
Lionel Logue, 1880226日 – 1953412日)は、オーストラリア
出身でイギリスで活動した言語療法士。演劇俳優。
  ヨーク公アルバート王子(後のジョージ6世)の吃音混じりの
スピーチをラジオで聴き、ヨーク公の治療依頼を受けて、1926年に
治療を開始。当時、言語療法は胡散臭い民間療法と思われていたが
後にはジョージ6世の戴冠式には妻とともに貴賓席に招待される
ほど両者は親密となった。映画では植民地出身、医師の資格問題など
当時の差別的なやり取りが見えて面白い。
(ウィキペディアから)
1930年頃のローグ
ジョージ6世より15歳年長
ウォリス・シンプソ
(Wallis Simpson, The Duchess of Windsor, 1896年6月19日 – 1986年
4月24日)は、ウィンザー公爵エドワード王子(元イギリス国王エドワード
8世)の妻。 
 「王冠を賭けた恋」として知られるこの結婚のため、エドワード8世は
退位してウィンザー公爵となり、彼女もウィンザー公爵夫人
(The Duchess of Windsor)となった。
 彼女は抜群の美貌ではなく、また小柄だったが、お洒落や会話術、ダンス
などに人一倍の努力を払っていたこともあって、男性たちを魅了ボーイフ
レンドに恵まれており、常々「金持ちで、いい男を見つけて結婚するの
が夢なの」と周囲に語っていたという。
 映画の中でも、彼女についてはかなり辛らつな批評が飛び交うが、エドワ
ードはパーティでも唯々諾々、ワインを探しにあちこちして尻に敷かれ
ていた。
(ウィキペディアから)
1936年のウォリス
 シンプソン夫人といえば、あの美しくて人気があったダイアナ妃を袖にして、
当時から不倫していたらしいチャールズ皇太子。
どこがいいのか、カミラ夫人にぞっこんだった。
 女に入れ込んで王座を父に押し付けたヘンナ伯父さんと、人気の妻を
ほったらかしにした息子。そんな近親者を持つエリザベス女王は自分の境遇を
どう思うのか?
  鑑賞したエリザベス女王は「気に入った」といったという。
 あまりに勝手なことをやりまくる王室の面々。研究されたき向きには、
この「イギリス王室今昔物語」をどうぞ。
http://www.kanda-zatsugaku.com/100423/0423.html